私はかねてより老いが愉しいのは、自分の自由に使える時間が、若い頃よりたっぷりあることだと思っています。子どもの頃は社会や大人たちからさまざまなものを与えてもらい、成人してからは社会や家族のために働き、さてそこから先は、自分のための人生が開けています。
今までできなかったことに、思い切って挑戦できるのです。「 老いてこそ自由人 」です。 私たちは、その与えられた時間を、よき仲間たちとともに、社会的な活動を通して、どのようによい齢を重ねていくかを生涯のテーマとしています。
「 平和 」と「 いのち 」の大切さを伝えるために 全国でフォーラムを開催しています。「新老人の会」は東京の本部活動のほかに、北海道から沖縄まで全国に拠点を置き、有機的な繋がりを持ちながら、各地で講演会と音楽を組みあわせたフォーラムを開催しています。 この活動を通して、新老人運動へのご理解を深めていただき、次の世代をつくる子どもたちへ伝えるべき「 平和 」と「 いのちの大切さ 」を、自らの言葉と行動で示す仲間を増やしています。
良い健康観を持つということはすなわち、いのちの真価を知るということである。いのちの真価を知った人が、いのちを本淵に健やかにさせなくてはならないと考えるのである。
▼「新老人の会」の趣旨
「新老人の会」では、会の目標として
「三つのスローガン」と「ひとの使命」を掲げています。
三つのスローガンとは
* 愛すること (To love)
* 創めること (To commence or to initiate)
* 耐えること (To endure)
ひとつの使命とは 子どもたちにいのちと平和の大切さを伝えること
( TO convey Messages to children to partipate our movement to bring peace on Earth )
「新老人の会」の目指すものは、「世界の平和」と「いのちの大切さ」を子どもたちに伝えることです。
そのために私たちは、大きなビジョンを描き、その夢を次世代に繋げる運動を展開していきます。
ひとつの使命とは 、自分自身を高め、後に続く人のモデルとなろう 5つの行動目標
* 自立(よき生活習慣とよき文化の継承)
* 世界平和
* 自分の健康情報を研究に活用しよう (ヘルス・リサーチボランティア)
* 会員の交流 ・ 自然に感謝
1人ではできないことも、よき友を持ち、互いに励まし合うことで、目標を達成することができます。 「新老人の会」では、様々な活動を自主的に展開し、会員の方々の出会いと交流の場を提供しています。
老人が自らを豊かにするには、
* 何か新しいことを創めること。
* 今日の一日一日に、自分を高める努力をすること。
* からだと頭を十分に使うこと。
聖路加国際病院理事長の日野原重明先生から長年にわたり、ご指導を賜ってまいりました。
日本内科学会や日本プライマリ・ケア連合学会、日本音楽療法学会など、医学界における様々な活動です。
時代の流れに沿った的確なご助言や、私の著書の慣習も担当してくださるなど、恩師であると共に人生の師でもあります。 日野原先生は音楽にも造詣が深く、我が国の音楽療法を大きく発展させてこられました。先生からのお勧めで私は音楽療法の道に入り、学術大会のお世話など様々な機会を賜っているときに「新老人の会」についてお話を伺いました。その後、事務局と相談させていただき準備期間を経て、2010年4月にお世話として徳島での活動を開始した次第です。日野原先生のご講演や著書から学ぶことはとても広くて深く、常に少しでも近づきたいと思い精進させて頂いております。
徳島支部・板東 浩
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